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こんなのもいる

日々考えていることを書き残しています

若い人がまちに意見を言わないのはなぜか

役所や偉い人が、

まちをよくするために、

若い人の意見を聞きたい、

ということをよく聞きます。

 

でも、なかなか意見が出てきません。

なぜなのか、考えてみました。

 

意見を聞く対象について

・そもそも若い人がまちに住んでいない。

  若い人がいないんじゃ、そもそも意見を聞けません。

・若い人は住んでいるが昼間や休日は出かけている。

  意見を聞きたい人は、

  基本的に昼間のまちについて意見を聞きたいと思います。

  昼間や休日出かけていて、昼間のまちの様子がわからない人は、

  意見を聞く対象としては、浮かび上がってこないかもしれません。

  そういう人からの、夜道が暗くて犯罪が起こりそう、

  ということについての意見は

  聞くかもしれません。

 

意見のフィードバックについて

・どこに意見を伝えればいいのかわからない。

  住んでいる市町村に伝えればいいのか、

  都道府県に伝えればいいのか、

  国に伝えればいいのか、

  そもそも相手と直接やり取りして解決する問題なのか、など、

  窓口がわからない、あるいは

  聞くところや相手が間違っているようなら、

  意見を聞きたい人には届きません。

・思うところはない、まちに興味がない。

  まちについて思うことがないなら、

  意見は出てこないと思います。

  ないものは、ありません。

・意見が反映されないと思っている。

  これは、よく言われることです。

  意見を伝えたところで、

  聞く側の、一応聞きましたよ、というアリバイづくりのためならば、

  意見を出すだけムダ、と考えます。

  また、世の中のパワーバランス的に

  力が弱いならば、意見はなかなか反映されないと思っていて、

  意見を出さないのかもしれません。

  少数意見だったり、選挙権がなかったり、

  よそ者だったり。

・募集側と回答側の考え方がかみ合わない。

  意見を聞く側の理屈や観点と、

  意見を出す側の理屈や観点が

  ズレているようなら、

  どこまでいっても平行線です。

  また、

  意見を聞く側は、意見を集める(フリ)ことがねらいで、

  意見を言う側は、意見を反映してもらうことがねらいならば、

  目指すゴールがそもそもズレています。

 

現状維持について

・現状に不満はない。

  可もなく不可もなく、ということであれば、

  より良くしたい、という意見は出ません。

・現状に満足している。

  満足しているようならば、

  それは良かったですね。

 

一方、意見を聞いたところで、

役所や偉い人が、

最初から意見を実行・反映するつもりがなければ、

意見を伝える意味がありません。

意見を聞く側も、出された意見を実行・反映するための

お金や人手の余裕、空き場所といった、リソースが必要と考えます。

 

逆の見方をすると、

まちの人も、

意見を反映するために

役所や偉い人が余力を残していることを

多少なら許してあげる、

ということが必要かな、と思います。

それは、一見、ムダな物事に思えるかもしれません。

 

結論

本当に意見を聞いてまちをよくしたいなら、

役所や偉い人は、

出された意見を反映・実行する

リソースを持ってください、

また、まちの人も、

役所や偉い人の、

あそびの部分を多少は認めてあげましょう、と

こんなのさんは、思いました。