こんなのもいる

日々考えていることを書き残しています

大学で学べること

今は大学入試シーズン。

入りたい大学や学部で学ぶことを夢見て、

最後の追い込みをかけている人も多いかと思います。

 

さて、大学生は大学では何を学ぶのでしょうか?

人間関係や社会経験はさておき、

大学で学んだことが仕事をつながる、

なんてことは、なかなか難しいこと。

法学部に入って勉強したからといって、

法曹界で活躍したり、

商学部や経済学部に入って勉強したからといって、

企業を経営したり、とはいかず、

世の中そうそう、うまくはいかないもの。

 

では大学で学んだら、どんなことが身につくのでしょうか?

私は、世の中の見方を身につけられる、と考えます。

 

どういうことかというと、

世の中のある事柄について、

法律を学んだ人は、法的にはどうか、という観点で考えたり

経済を学んだ人は、商売的にはどうか、という観点で考えたり、

歴史を学んだ人は、経緯の時系列はどうか、という観点で考えたり、

芸術を学んだ人は、美的にはどうか、という観点で考えたり。

 

ある程度真面目に勉強した大学生に対して、

世間が期待しているレベルって、

その程度じゃないかな。

大学の学部レベルで、

半期で13回、通年25回くらいの講義時間で学べる内容だと、

あまり深く掘り下げないし。

 

学んだ成果を証明できるものとしては、

色々な資格がありますが、

資格を持っているからといって、

職場の即戦力になる、

ということも、また難しい。

もちろん、資格がないと就けない仕事もあります。

この仕事をしたいから、

必要な資格を得るために、大学に行く、というのも、

また一つの考え方です。

 

結論としては、

○○学部卒です、

だから、こんな見方ができます、

と言えるような、

人になれればいいんじゃないかな、と、

こんなのさんは、思いました。