都市住民の地方への憧れって、異世界への憧れのようなものかな
都会で働いたり、生活している人の中には、
静かでゆったりとした、地方で暮らしたいなあ、
と思う人が、けっこういるようです。
国や役所も、地方移住の政策を進めています。
で、いざ地方移住すると、こんなはずじゃなかった、と
思ったり、都会に戻ってしまう人もいます。
都会の人って、地方をどう見ているんでしょうね。
おかしな例えかもしれませんが、
いわゆる、オタクな人たちが、異世界に(※5月27日修正)
想いを描くようなものなんじゃないかな。
現実は、自分が思い描いているような、
そんな都合よくいくわけないのにね。
地方移住って、都会生活の当たり前を捨てて
腹を決めてするようなものじゃないかな。
人によって、「都会生活の当たり前」は
違ってくると思いますけどね。
都会育ち、郊外のちょい田舎に住んでいる
こんなのさんが考える、都会生活の当たり前とは、
・道添いに街灯が途切れず並ぶ
・電車、バスといった公共交通が夜遅くまでコンスタントにあり、自家用車不要
・台風や大雪後の後始末は不要
・飲食店が20時以降もやっている
・近所の目を気にせず、夜間や週末に外出できたり、客を呼べる
・ごみ袋の中身を気にせずに集積所に持っていける
ちょっと思いつくだけでも、これくらい。
若いうちに移住したら、何とか対応できるかもしれないけれど、
定年退職後に、この当たり前を捨てて地方移住するのは、
なかなかハードルが高いんじゃないかな、と、こんなのさんは思いました。