100 %出すことが前提の、現在の日本
連日、オリンピック選手の素晴らしいパフォーマンスが、
メディアで伝えられています。
勉強やスポーツ、仕事などで、
あのような100%のパフォーマンスが出せればいいなあ、
と思う人も多いでしょう。
けれども、困ったことに、今の日本は、
普段から、100%のパフォーマンスを出すことが、
前提になっていると感じています。
通常モードで100%を出していたら、
一発勝負の時や繁忙期は、
どれくらいの能力を発揮すればいいんでしょうね。
というか、100%以上は出せないと思うんですけど。
ってことは、キャパオーバーで、対応できなくなるんじゃないかな。
できれば、通常モードは80%くらいでこなせる
勉強量や練習量、仕事量がいいんですけどね。
まあ、現実は、そんなことは許されるわけもなく、
ついていけない人は脱落し、
残った人がその分を引き受け、
さらについていけなくなって脱落する。
そして、最後は誰も引き受けられなくなり、詰む。
ってことが、すでにあちこちで起こっているんじゃないかな。
特に、公共サービスは、キャパオーバーを理由に断る、
という選択肢は、選べないことが多いんじゃないかな。
近いうちに、公共サービスは、崩壊すると思います。
そろそろ、公共サービス以外の選択肢を見つけたり、作って、
そっちを動かしておかないとならないかな、
と、こんなのさんは、思いました。