私立小中学校に行くと、住んでいるまちの子ども扱いされなくなる
学校には、大きい分けて、自治体が設置する公立学校と、
学校法人が設置する私立学校があります。
一般的には、小中学生は、自分の住んでいるまちの公立学校に進学、通学します。
市町村の公立小中学校は、市町村教育委員会が管轄しているので、
配属している先生や、通っている児童生徒のことを詳しく把握しています。
一方、私立小中学校に通っている児童生徒については、
誰がどこの学校に通っている、くらいしか把握していないようです。
なので、公立小中学校に通っている児童生徒が
国や都道府県などのコンクールで優勝、入賞したことは把握していて、
「わがまちの誇り」とか言って表彰したり、広報で取り上げたりしますが、
私立小中学校に通っている児童生徒が、同じように優勝、入賞しても、
「事実を把握していない」とか言って、褒めることはないようです。
あるいは、表彰してもらいたかったら、そちらから教育委員会に依頼してください、
というような扱いになるようです。
優勝が、テレビで取り上げられるようなことであれば、違うかもしれませんが。
また、児童生徒が事件、事故に巻き込まれてたら、
公立小中学校に通っている場合は、記者会見などを行いますが、
私立小中学校に通っている場合は、しらんぷりのようです。
うーむ、公立小中学校に通っていないと、
そのまちの子どもとして扱われなくなるわけですか。
このことに気づいた時、教育委員会は了見が狭いな、と思いました。
これじゃ、世界で活躍するようなグローバル人材は育たないよね、
と、こんなのさんは、思いました。