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こんなのもいる

日々考えていることを書き残しています

お役所は施設を更新するための積立なんて考えない

建物や橋などの建造物ができたら、

完成した瞬間はどこも壊れていません。

その後、時間が経つにつれて、

太陽の光に晒されたり、雨水が染み込んだり、

何かが当たったりして、少しずつ、壊れていきます。

経年劣化、というものです。

これは、基本的には防ぎようがありません。

 

また、エアコンなどの機械も、

使われているゴムの部品が固くなってしまったり、

中に使われている潤滑油が汚れることで、

効率が悪くなったり、

最後には、動かなくなってしまいます。

 

パソコンのソフトウェアだって、

更新しなければ、使い勝手が悪くなったり、

新たなハードウェアとの互換性がなくて、

そのハードウェアが使えなかったりします。

 

ここまでは、前振り。

 

多くの人は、壊れた時の修理費用や、

買い替え費用を貯えていると思います。

ところが、国でも市町村でも、お役所は、

ちょっとした修理のお金は用意していますが、

大規模修理や買い替えのお金というのは、

基本的に、貯えていません。

あるとすれば、庁舎の建て替え用の積立金くらいです。

 

ということは、経年劣化したものは、完全に壊れるまで直さないか、

壊れたら使用禁止という措置をします。

その結果、雨漏りしたままの建物、壊れたままのエアコン、

windowsMeのままのパソコンがある、という状況になります。

完成してから40年以上経っている、ひび割れて地震で崩れそうな建物、

メーカーサポートが終了し、部品がなくて直せない設備、

ただの箱と化したブラウン管のテレビ。

不便ですね。

 

では、修理や買い替えの費用を積立すればいいのに、と思いますが、

そんなことはしません。

なんででしょ?

こんな理由でしょうか。

・経年劣化を想定していない。

・お金を積み立てるよりも優先すべき使い道がある。

・日々のやりくりだけでいっぱいいっぱいで、貯めるお金がない。

・今の為政者の手柄にならず、次の選挙でアピールする材料にならないのでやらない。

・後の世代がなんとかしてくれると考えている。

うん、どうしようもないな。

施設や設備の担当者は、なんとかしなくちゃ、

お金を用意しよう、と頑張っているかもしれませんが、

お財布を管理している人には、認めてもらえないんでしょうね。

 

どうしたらいいんでしょ?

お役所や偉い人に、

建てっぱなし、買いっぱなしではなく、

メンテナンスまで考えて仕事をしなさい、

メンテナンスできないものを作るのはやめなさいと、

言わなければならないだろうな、と

こんなのさんは、思いました。