こんなのもいる

日々考えていることを書き残しています

人にできてコンピュータにできないこと

人工知能が人間の能力を超えて、

人間の行う仕事がなくなるんじゃないか、

と言われています。

 

確かに、データや品物の整理(入力や集計も含む)や管理、加工、移動等は、

コンピュータを駆使したり、

コンピュータが行うことによって、

人間が行うより、効率的にできそうです。

 

でも、それって、ある程度、人間が枠組みを作ることで、

できることじゃないかな、と思います。

コンピュータが、法律やルール、

作業手順など、

そもそもの枠組みを作ったり

することは、難しいんじゃないかな。

 

あと、Aというジャンルのものを、

全く関係ない、Bというジャンルに流用、転用することも、

難しいじゃないかな。 

例えば、絵を描くセンスや技術を、

料理作りに活かすなど。

動物をモチーフにした品物を作るにしても、

そもそも動物をモチーフにする、

というアイデアを思いつくなど。

 

そういうことを考えると、

今、社会にいる人、これから社会に関わる人、どっちも、

これから、人間が仕事をしたり、社会で活躍するには、

何かができる、知っているだけでなく、

何かができて、他に活かせる、

あるいは、活かしかたをがわかる、指導できる、

ということが、必要じゃないかな、と、

こんなのさんは、考えました。

 

昔から、言われていることなんだけどね。

人生はギャンブル、国はそれを支援する

国民健康保険料や介護保険料、税金などが、また上がるみたいですね。

一方、年金や税控除は減るみたい。

 

そう遠くないうちに、年金や給料をもらう額よりも、

税金などを納める額の方が多くなるんじゃないかな。

借金して税金納めるのかな。

 

そうすると、将来の増税や年金の減額に備えて、

お金を残しておかないと、ピンチになるのか。

ということは、最近、またはこれから、

家を買ったり、子どもを持つ人は、

家のローンや子どもの教育費を払ってもなお、

将来のお金は、心配ないってことなのか。

あるいは、どうにかなる、と思っているのか。

後者だとしたら、すごいギャンブルしてるんじゃないかな。

 

で、国は、住宅取得促進や、子どもを持つことを奨励しているのであれば、

そんな人々のギャンブルを全力で支援している、ってことなのか。

世の中、すごいな、

と、こんなのさんは、思いました。

役所が発信する情報がおもしろくないわけ

役所が出している広報紙やウェブサイトの類は、

正直、あまり面白くありません。

たまに、「おっ、これは。」と

目を引いたり、読んで納得、というものもありますが。

 

なんで、面白くないのかというと、

面白く書こうとしていない、あるいは書けないからであって、

面白さよりも、正確さ、公平さを念頭に書いているからです。

ここがナンバーワン、と書く時は、担当者の主観ではなく、

統計データや客観的証拠をもとにしなければなりませんし、

例えばパン屋を紹介する時は、

まちにある全てのパン屋を紹介しなければ、

文句が来るので、全て網羅します。

書いてないことがあると文句が来るので、

細かいことまで全て書きます。

または、店の名前と住所、電話番号しか書きません。

そうすると、結果的に、広く薄く、メリハリのない、という内容になります。

担当者のオススメ情報、なんてことは載せられません。

担当者が、店や情報提供先からバックマージンをもらっているのではないかと、

疑われてしまうからです。

 

役所にしては攻めてるな、という観光ガイドブックなどは、

巻末を見てみると、

出版社や旅行会社に制作を委託して、

役所は編集責任を負わないというトリックになっていたりします。

役所の発行責任は残るけどね。

 

役所が発信する情報を面白くするには、

役所も多少はトンがっていてもいいんじゃないの、

ということを、住民が認めてくれればいいんでしょうかね。

まあ、何をしても、文句をいう人は必ずいるので、

住民の半分くらいからは、まあいいんじゃないかな、

認めてもらえるレベルの攻めで抑えておけば

いいんじゃないかな、

と、こんなのさんは、思いました。

 

100歳まで生きたいですか

人生100年時代だそうです。

 

定年退職後、何十年も生きるので、資産運用しましょうとか、

50歳でやっと人生の折り返しなので、あと50年活躍できるように

スキルアップして、手に職つけましょうとか。

 

なんだか、みんな、100歳まで生きることが前提になってますが、

100歳まで、生きたいですか。

なんの為に、100歳まで生きるのですか。

社会の役に立つとか、何々を達成する、という

目的やビジョンがないまま、なんとなく、

100歳まで生きることが目的になっていないでしょうか。

いわゆる、目的と手段が逆転している、ということに、

なってないですかね。

 

仕事や社会に対して、

目的と手段が入れ替わっていると、

憤慨している方、

あなたは、100歳までとはいいませんが、

長生きすることについて、

目的と手段を、説明できるのでしょうね。

 

高齢者に対する社会保障が、

現役世代や将来世代に対して

手厚いようにみえる、

現役世代や将来世代は、

数多くの負債を負わなくてはならないようにみえると、

長生きすることは、いいことなのか、

一概には、言えないように思えます。

 

いっそ、40歳、50歳で、もう充分生きました、

これ以上は生きなくていいです、

という生き方や、選択肢があってもいいんじゃないかと、

こんなのさんは、考えました。

まちおこしがテーマのアニメについて

アニメでまちおこし、じゃなくて、

まちおこしをテーマとしたアニメ。

 

2017年春、夏だと

サクラクエスト

アクションヒロイン チアフルーツ

が放送されてました。

2014年には

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。

が放送されてました。

 

まちおこし、という題材は、

ノンフィクション、フィクションともに

小説やドラマ、映画といった作品に

なることが多いです。

 

上記3作品は、ストーリーの1エピソードで「まちおこし回」

をやるんじゃなくて、

1クール、2クール、まるまる使うというところが、

おもしろかったかな。

 

こういうアニメ作品が出てきたということは

どういうことかね。

・アニメを普通に楽しむ世代が、

 実際にまちおこしを仕事としている公務員などになって、

 その人たちをターゲットとして作られた。

・アニメのお話のようなことが、

 現実のまちおこしで行われている。

まちおこしが、アニメのような絵空事

ありえないことになっている。

3番目の要因だったら、困りものですね。

 

まちおこしがテーマのアニメに触発されて、

公務員になろうと決心し、役所に勤めても、

実際には、このような作品みたいなことは

できないじゃないかな。

公務員って、基本的に、目立つことはNGでしょうし、

仕事を新たに作ろうとしても、余計なことはしなくてよい、

と、上司や住民から押さえ込まれるでしょう。

 

田舎すぎて人もネタもなくて困ってるまちや、

なんでもネタにしちゃおうとする先進的なまちは、

そんなことをぶっ飛ばして、目立つこと、余計なことをした結果、

ニュースで取り上げられ、人々の評判になり、人が訪れ、移住し、

まちが賑わう、というサイクルに乗りやすいと思います。失敗もあるけどね。

中途半端に現状維持でいいと決めたり、

まわりのまちの様子を見て、やるかどうか考えるまちは、

10年くらい後には、人も店もいなくなるでしょうね。

 

さて、私の住んでいるまちはどうなっていくのかね、

と、こんなのさんは、思いました。

優秀な人材を採用しても、使いこなせるのかな

「優秀な人材を採用したい」って、人事担当者はいうけれど、

「じゃあ、何をしてもらうか」や「配属場所は」ということを聞くと、

あんまり、はっきりした答えは出てこないようです。

特に、新卒採用の一般事務職は。

 

何をもって優秀か、という定義も、

学歴、保有資格やスキル、経歴等、色々な尺度があります。

上に挙げるようなものを持っていても、

ピンポイントに活かせる仕事やポジションがその会社にあるかというと、

必ずしもそうではないでしょうし、

そこそこの規模の会社で、人事異動もあるとすると、

ずっと同じ仕事やポジションにいられるわけではないでしょう。

 

実際 、上記の優秀そうだな、という観点で採用しても、

仕事をさせてみたら、そうでもなかった、ということも多いし。

 

また、実際に優秀な人物だった時に、

会社はその人を活用しきれるでしょうか。

その人がずっと活躍できる仕事やステージを会社が用意できるか、

あるいはその人が取ってきた仕事を、やってよいと承認し続けられるか、

周りの人間や上司、社長が、活躍を嫉妬したり、邪魔しないか、

ということも、あると思います。

 

なので、だいたいの会社の本音としては、

「優秀な人材」ではなく、

その会社が使いこなせる「そこそこの人材」を

採用したい、ということなんだろうね。

 

逆に、 その会社に採用されたい、優秀な人であれば、

優秀な能力の発揮を、

その会社に必要な程度のレベルまで抑えられれば、

採用してもらえるのかもしれません。

昔からいう、能ある鷹は爪を隠す、的な。

そういう人は、遅かれ早かれ、別の会社に引き抜かれたり、

自分で独立起業しちゃいそうですけどね。

 

「優秀な人材を採用したい」って

「何かおいしいものを食べたい」ぐらいのあいまいなもので、

優秀な人材を採用したい、という言葉には、

まともに反応しないほうがいいんじゃないかな、

と、こんなのさんは、思いました。

先生は何でも知っているわけではない

先生はなんでも知ってるんだぞ。

と、いう小学校の先生がいました。

 

ところが、小学3・4年生くらいになると、

特定の分野では、小学校の先生より、

知識や考え方がまさっている子どもが、

中には、いるんです。

電車や生き物、歴史などに

やたら詳しい同級生って、

クラスに1人くらいは、いたんじゃないかな。

 

さて、こういう子どもを

先生はどう扱ったらよいでしょうか。

先生の威厳を保つために、争っても、

正直、無駄です。

こういう子どもの知識吸収力や思考力は、

とんでもないです。

では、どうしたらよいか。

専門施設や専門家を案内すれば、いいと思います。

博物館や図書館、学芸員や司書など。

こうすれば、先生は専門家を知っている、紹介できる、

ということで、威厳も保てるようですし、

子どもの能力を伸ばすこともできます。

 

小学校だと、運動ができることは褒められるが、

知識や思考力があることはあまり褒められない、

という傾向があるようですが、

なんででしょうね。生意気だから?

今度、学校の先生に聞いてみようかな、

と、こんなのさんは、思いました。